| 時代の趨勢でしょうか、口臭が気になり、真剣に悩む人が急増しています。 | |
| ひとくちに口臭に悩むといってもさまざまな状況があります。 実際に周囲の人を悩ませ | |
| るような悪臭を発する口臭の人もいますが、強い口臭は認められないにもかかわらず口臭 | |
| 不安を訴える人もいます。また口臭となる "におい"の原因は、生理的なもの、口腔由来 | |
| の病的なもの、また全身の状態と関連したものなど様々です。 | |
| 一方、口臭不安の程度も、ちょっと気になるレベルから、対人関係に支障をきたすもの | |
| まであり、さらには口臭不安が強いために引きこもりとなってしまうケースもあります。 | |
| このように、口臭に悩む人の状況や背景は多様であるため、適切な治療を行うには、対応 | |
| する初期段階での慎重な診査・診断、及び十分な説明が必要になります。 さらに、正確に | |
| 口臭を評価するための機器を開発する必要がありますし、口臭を予防、解消するための薬 | |
| 剤・口腔ケア剤の開発も必要になります。 | |
| そこで私たちは、直接口を診る歯科医師だけでなく、医師、薬剤師、看護師、歯科衛生 | |
| 士、機器開発者など多くの臨床家と研究者が協力して、2005年7月に口鼻臭臨床研究会を | |
| 立ち上げ活動してまいりました。その後、この口鼻臭臨床研究会は、これからの活動を鑑 | |
| み、活動の場を広げるべく発展的に解消し、2009年7月に名称を「日本口臭学会」と改め、 | |
| 2010年1月には日本学術会議協力学術研究団体の指定を頂きました。 | |
| 今後は、さらに広い分野・業種の人々に協力していただいて臨床・研究・開発を続け、 | |
| その成果を一般市民の方に還元したいと考えております。 | |
| 関係各位には、この趣旨をご理解の 上ご賛同いただき、ご協力ご支援を賜りますように | |
| お願い申し上げます。 | |